2013年5月14日火曜日

<モンゴル料理??>Mongolian B.B.Q.


今日は、バンクーバーでよく行ってたMongolian BBQのお店についてです。


モンゴリアン…モンゴル…モンゴル料理??

そもそもモンゴルといえば、どんなイメージなんでしょうか。


草原?馬?ゲル?チンギスハーン?


…やっぱりモンゴリアンチョップ??

画像は http://50house.jugem.jp/?eid=260 より


というかなぜモンゴリアンチョップというのだろうか。。。


バンクーバーにいたとき、モンゴリアンレストランによく行ってました!

下手したら、一番行ったレストランかもしれません。

というのも、このお店もAll You Can Eatで食べ放題で、

値段も手頃で15ドルくらい。

味も日本人の味に合うし、肉も野菜もたくさん食べれて、エネルギー補給したいときには打って付けの場所でした。


しかし!

予てより一つの疑問がありました。

「果たしてこれは本当にモンゴル料理なのか?モンゴルにもあるのか?」

という疑問です。


モンゴルというあまり馴染みのない(少なからず行ったことのある人は決して多くはない)場所ということをいいことに、

勝手にモンゴル料理と銘打って営業しているのでは??

羊の肉置いときゃモンゴルっしょ、みたいな感じで営業しているのでは??

と、疑っていました。


そこで、モンゴル住在の日本人の知り合いに、真相を暴くため、いろいろ聞いてみましたー。


ま、とりあえず、レストランの紹介します♪


店の中には、お肉、野菜、ソースが置いてあって、

それを自分でボウルに入れていきます。


ご飯もセットでついてくるのですが、麺も混ぜることができます。

うどんみたいで美味しい(´∀`)


最後にソースをかけて、自分好みの味付けにします。


ソースもかけ終わったら、店員さんに渡して、

大きな鉄板で焼いてもらいます。


出来上がりはこんな感じ。

大量の肉まみれのだっていいし、野菜オンリーももちろんOK


これがうまいんだなー

B級グルメって雰囲気!


さ、ということで、

疑問

「果たしてこれは本当にモンゴル料理なのか?モンゴルにもあるのか?」


の答えなのですが、



やっぱりこれは、モンゴル料理っぽくはないそうです。。。

理由は、モンゴルでは採れない緑の野菜がたっぷりあることや、モンゴルの食堂ではあまりお目にかかることのない豚肉などがあるからだそうです。

少し調べてみると、放牧に適さない豚や鶏は、モンゴルの人はあまり食べないそうですね。


さらに、一枚目の写真に「LAMB」(ラム肉)と書かれていますが、

実はラムは生後12ヶ月以下の羊の肉のことで、モンゴルでは子どもの家畜は食べないので、

モンゴルっぽさは、さらになくなってしまうようです。

※成長した羊の肉をMutton(マトン)と呼ぶ


でも、

一応モンゴルにもあるそうです!

スタイルもバンクーバーのそれと同じような感じで、

おそらく韓国人や中国人の経営で、少し高級なお店にあたるそうです。


こういったMongolian Restaurantはカナダだけでなく、アメリカとかにもあるみたいです。

友達とかと行った時は、ドヤ顔で言ってください。

「実はこれ、あんまりモンゴルっぽくないんだって」

って。


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2013年5月7日火曜日

おすすめ台湾映画 <セデック・バレ>

今回はおすすめの台湾映画についてです!

映画をあまり見ない自分としては、かなり珍しい…。


タイトルは

「セデック・バレ」

(英・Sediq Bale)
(中・赛德克・巴莱)

http://www.u-picc.com/seediqbale/index.html


(セデック・バレ公式サイトより)

1895年から50年間続いた台湾の日本統治時代。そのなかで起きた原住民族による部族蜂起「霧社事件」を描く本作は、二部構成の4時間36分におよぶ台湾映画史上最大の歴史大作である。
第一部「太陽旗」では苦しい生活を強いられてきたセデック族の人々が部族の誇りをかけて武装蜂起するまでが描かれ、第二部「虹の橋」では、日本の警察と日本軍による報復、憎しみや家族愛といった感情が交錯する中でセデック族の人々を襲う悲劇が描かれる。

(ユーロスペース セデック・バレ紹介文より http://www.eurospace.co.jp/detail.html?no=461


私がこの映画を知ったのは、バンクーバーにいるときでした。

台湾人の友達に紹介してもらい、

日本で公開される前だったのですが、中国語版(原作)を観させていただきました。


この映画は台湾映画史上最大の歴史大作、台湾映画史上最高額の製作費として登場しました。

台湾歴代1位の興行収入を記録し、台湾人ならほとんどの人が知っている映画だそうです。

台湾で公開されたのは2011年なのですが、

やはり抗日事件をテーマにしたものだったため、日本での公開までは時間を要しました。


前述したようにこの映画は、「霧社事件」という台湾原住民による抗日武装蜂起を描いた作品です。

戦時中の日本が関係している事件などは、数多くありますが

この事件もその中の一つです。


日本が戦時中に行ったこと、出来事などは、一人の日本人として、できるだけ知っておきたいな

とは思うのですが、

やっぱりすべてを事細かに理解する、というのはかなり難しいですよね。

それぞれの事件の正当性の是非を含め。

私もこの映画を観るまで、霧社事件というのは少しも知なかったです。

きっと多くの日本人が知らないと思います。


この映画を観ることで、

日本と台湾の歴史的関係というのを知るキッカケであったり、

原住民のことであったり、民族の多様性とかを考えるキッカケであったり、

また戦争の残酷さを改めて考えるキッカケになるのかなぁと思います。


セデック族の誇り高き文化を描くシーンは、本当にとても美しいです。

あの山奥に行ってみたいなぁと思ってしまいます。


戦闘シーンなどでは、残虐なとこももちろんありますが、
それも含めて、とても考えさせられる映画でした。


アバターを見て、気持ちがズーーんと、いろいろと考えさせられてしまうような私なので、

この映画を見た後は、すごく、ズーーんとしましたが。。(´Д` )



4月20日から日本での上映がはじまり、

東京では渋谷と吉祥寺で観れるそうです!

渋谷のユーロスペースでは、とりあえず5月いっぱいは上映してるみたい。

順々と全国各地での上映もスタートするそうです。


一部、二部とありますが、

一部だけでも見る価値あり。一部みたらきっと二部も見たくなるはず。

ちなみに、インターナショナル版は一部と二部を合わせて2時間半くらいにまとめたものがあるそうで、

一部、二部というように完全版として上映しているのは日本と台湾のみだそうです。



そういえば、セデック・バレは、セデック族という人たちがメインとなっているものですが、

台湾の少数民族(一般的には“台湾原住民”と呼ばれていますが)が

総人口に占める割合は、2%。

台湾人の友達曰く、原住民とのハーフの女性は美人が多いそうで、

この映画にも出演しているビビアン・スーもタイヤル族とのハーフみたいです。


38歳とは思えない……美貌…(´Д` )

キム兄も出演してるよー笑


お時間ある方は、ぜひ観てください♪



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