2017年5月16日火曜日

記念すべき日


今日は、私の人生の中でも記念すべき日でした。

だから、なんとなく記録しておきたくて。


今日、現地の監査法人で会社の登記申請をしてきました。


私の中ではちょっとドキドキでワクワクなことで
「これどうしようか」「あれどうしようか」といろいろ聞いていて。

でも監査法人の人は
「どうでもいいから早くしてよ」「今日申請するの?しないの?どっち?」
みたいな雰囲気で。

資本金も「計算しづらいからこれでいい?」
って、え、いやそんな適当?みたいな。


あくまで、何も言わず、温かく微笑みながら待っててくれたんだけど
世の中にいくらでもある「会社」のいくらでもある「会社設立」の一幕でしかないんだよな。



会社名は「HOME Myanmar Co., Ltd.」

の予定だったけど、Myanmar と HOMEぶらぶらぶら
という会社はたくさんあるからダメだ。

と。

いやいや違うんだ。


Myanmar HOMEぶらぶらぶら



HOME Myanmar は、まったく違うんだ。


名刺も1000枚刷っちゃったよ

ロゴも高いお金払って作ったんだ

賄賂はいくら渡せばいいの?


と適当なことたくさん伝えといたら

とりあえず申請通るかどうか、明日連絡するね、となった。


ダメだったら、どうしようかな。


どうしようかな。


ノリで決めよう。


おやすみなさい。

2017年2月19日日曜日

少しずつ


少しずつ、暑くなってきたヤンゴン。

何も変わらぬようで、少しずつ変わっていくヤンゴン。


昨日、オフィスが移転した。

私がミャンマーに来てから、2回目の移転。

14年10月に1回目の移転、今回が2回目。


ふと昔のスマフォを取り出して、写真を見てみた。

この2年半の間、本当にたくさんのことがあったなぁ。


もっともっと長くいる人からしたら

2年半がなんや、と思うかもしれないけれど

私にとってのこの2年半、学生を卒業してからほとんどの時間を費やしてきた
ミャンマーでの時間は、きっと一生忘れないものになると思う。



でも、忘れるんだろう。きっと。


オフィスが水浸しになったり、オフィス内で非常事態宣言が飛び出たり、
上司がトイレに閉じ込められたり、オフィスにキノコが生えてたり、
よなよな排水溝から出て来るゴキブリも、机の上を歩くアリも、
ドライバーがおごってくれたご飯も、スタッフと行った旅行も、
家に帰ったら電気が止められてたことも、パークロイヤルでの謎の作戦会議も、
全部忘れたくない。

オフィスで泣いたことも、土下座したことも、忘れたくない。


でも悲しいことに、忘れるんでしょう。きっと。


忘れたくないから、ここに書いてるのかもしれないけど

でも、これから待っている未来は、もっともっと面白いことで溢れているはず。

忘れたくないことだらけで埋め尽くされるはず。


今はものすごく、ワクワクしている。

不安がない、といったら嘘になる。

臆病者で優柔不断な自分で大丈夫かと、不安だらけ。

でも、そんなやつでもやれるんだと、言えるようになりたい。


不安がなくなることなんて絶対にないし、

自信がつくまでは、まだ時間がかかるかもしれないけど、

そんなのボーッっと突っ立ってたって、どうにかなることじゃない。

少しずつでも、やるしかない。動くしかない。


少しずつの積み重ねが、いつか違いを生むはず。

周りが気づかぬうちに、自分はものすごく成長しているかもしれないし
取り残されているかもしれない。


幸運なことに、腹黒いからか、
嫌なことも辛いこともストレートに受け止めることなく
愚痴って楽しめる性格だから、大丈夫でしょう。


こんなこと書いてるくらいだから、きっと不安なんだな。

まぁ、いいや


きっとうまくいく。

そう信じて、少しずつ、でも着実に、進んで行こう。

2017年1月2日月曜日

はじめまして、2017年


約1年ぶりのブログ更新。

もう、もうなんだっていいじゃないか。


今年の年越しは

タイ、サメット島。


予想以上に、海、綺麗だった。

もう少しのんびりしたかったな。


タイはやっぱりすごい。
何度行っても、すごいと感じる。
こんな居心地いいとこあっていいのか。

「ミャンマーのいいところは?」と聞かれたら
「タイに近いこと」と答えたくなるくらい。
手に入らないものは何もない。

でもミャンマーは、こうなってほしくない。
ミャンマー人の温かさ、ほのぼの感が、いつまでもなくなってほしくない。


健全な発展なんて難しんだなぁと、タイを見てて思う。

綺麗事ばかりは言ってられないし、ミャンマー人の望む未来、この国の姿がどういったものかは知らないし
自分がそのことに何かケチつける資格なんてない。

だから、よそ者がこの国のためにできることは
“良質な雇用を生むこと”、“可能性を広げるお手伝いをすること”、“新しい価値観を吹き込むこと”、
そんなことなのかな。

なんでこんなこと書いてるのかよくわからないけど
やっぱり旅に出ることは、いいことだ。


2016年は『変』化の多い一年でした。
職場環境も立場も、自分の覚悟も。

2017年は『進』む、とにかく前に進む。
そんな一年にする。


正しいと思うことに正直に、シンプルに、
自分に嘘をつかず、自分を裏切らず。


これからヤンゴンに戻ります。


はじめまして、2017年。
1年間、よろしくお願いいたします。