2012年7月8日日曜日

<旅行記>白族千年村・诺邓


7月2日夜から7月8日朝、まで

雲南省の大理白族(ペー族)自治州と徳宏タイ族ジンポー族自治州にちょっくら旅行に行ってきました。



せっかくなので、

『旅行記』的なのにチャレンジしてみようと思います(´∀`)笑




昆明、西部バスターミナルにて

「云龙」行きの夜行バスに乗り込みます。



目指すは

【诺邓村】



夜8時に出発し

朝7時すぎに到着しました。

169元(約2197円)


途中道端で2時間くらい停まって休憩?してたから、

もっと早く着くはず。

というか、だったら出発時間をもっと遅くできないものなんか・・・。


到着後、まずは時刻表及び「云龙」から他の街へのアクセスをチェック!

これすっごく大事なんです。



ここから「诺邓村」まで定期的に出てるバスがないみたいなので、

バスターミナルの前に待ち構えてる「面包车」(タクシーのような小さいボックスカー)のおばちゃんに値段を聞くと、60元とのこと。

ここから7kmくらいしかにのに、高すぎ!


まだ時間も早いし、歩いていくことに。

そこら辺にいる人に

「诺邓ってどっち?どうやって行けばいい?」

と聞きながら、

こんな道を1時間半くらい歩いていき・・・



分かれ道にさしかかり、あー、どっちだよー、と思っていると、

1台の車が。


道を聞くと

「あっちだよ。ちょうど行くところだから乗ってく?」

と言って乗せてくれ、ほんの10分くらいで着きました。

ありがたやー

徒歩でも2,3時間で付けるし、60元払わなくてよかったー


“白族千年村・诺邓”



観光用の村の地図、案内板もあります。



この「诺邓」は千年以上の歴史があるといわれている白族の村です。

昔は塩がよく採れ、また西南シルクロードの経由地として栄えた村だそうです。


村全体としてもあまり大きくなく、住民は1000人ほどで、

99%が白族、1%が漢族だそうです。


村は山にできており、急な階段を上がっていきます。



千年の歴史と言われるだけあって、とても趣があります。



暇なのかよくわかんないけど、やたらしつこく絡んできたおじさん、いやお兄さん?・・・おっちゃん?

標準語があまり話せないようで、半分くらい何言ってるかわかりませんでした・・・。



家を見せてくれました。

キリスト教らしく、イエス・キリストのポスターのようなものが貼ってありました。

白族にもキリスト教の人がいるんだなー



なぜか東方神起のポスターも。

というかこんな顔だっけ?デビュー当時とか?

というか、このおっちゃん東方神起のファンなのか?



「食事してきなよ!」

とめっちゃ誘われましたが、


まだそんなお腹空いてなかったし、天気も良くなってきて散歩したかったし、

しまいには

「オレはイエスだ」

と謎の発言も飛び出したため

彼とはサヨナラしました。(この後も遭遇したけど・・・)



馬を見かけると西南シルクロード“茶馬古道”の雰囲気を醸し出しますねー



畑帰りのおばあちゃん



この日は謎のおっちゃん一押しの宿に泊まることに。

「复甲留芳苑」

シングルベッドが二つの部屋、トイレ・シャワーは共同、一泊40元(約520円)

2人だったら一人20元。

若い中国人青年が切り盛りしており、標準語もちゃんと通じるので

外国人からすると助かります。

おばちゃんが作る手料理もおいしく、値段も決して高くありません。


湖北省出身の彼が旅行でここを訪れ、

気に入っちゃって数年後帰ってきてここで宿を開いたんだとか。

あ、これ謎のおっちゃん情報です。事実かどうかは確認してません。。。


「以前にも日本人が泊まったことがあるよ!」

と、ゲストがコメントを残していくノートを見せてくれ・・・

なんと昆明でとてもお世話になっている、知っているお方でした笑



昼食を取り、少し休憩して、また散歩に出かけます。



向かいの山へ登ります!

诺邓村の全景です。



こうやって見ると、すごい秘境感が出てる・・・



アップ



夜は満月のせいで、あまり星は見れませんでした。

村自体は真っ暗だったのに、残念。



この「诺邓村」は『地球の歩き方―成都・九寨溝・麗江―』の

昨年10月に改訂されたときに初めて紹介され、

中国国内でも、ここ数年で少しずつ注目されるようになったそうです。

村の中で観光客は、中国人一人を見かけただけでした。

観光案内用の標識も一応ありますが、

観光地化もまだあまり進んでいません。门票(入場料)もありません。

それでもだいぶ綺麗に整備されたのかなーとも思います。


村内に宿は4つくらいあるようで、食事するところは、食堂っぽいのが一つ、

あとは民家に適当に入って、食べさせてくれるみたい。

もちろんお金払います。ボラれる可能性もありますが。

これからたくさんの観光客が訪れ、

どんどん観光地化が進むのかなと思うと、ちょっと寂しい気もします。

麗江やシャングリラといった“新しい古城”にならなければいいなー




帰りは、云龙のバスターミナルまで20元で送ってもらいました。

人が多ければ5元くらいで行けるよう。


静かで、こういった昔の雰囲気が好きな自分としては、結構楽しめました♪

時間があれば、もう少しゆっくりしていってもいいのかも。


あ、初めて白族の言葉を聞いた!


「ご飯食べた?」

「ノン ツァ ユ ラ マ ?」


らしい

中国語と文法違うんやねー



今回訪れたとことか、

去年訪れたとことかもそのうち紹介できたらなーって思ってます。

ほいでは


4 件のコメント:

  1. 教えてください。

    ①昆明の長水空港の件で、空港内ケンタッキーは
    「ケンタッキーはB1入って入って左奥に。」
    入って入ってと2度書かれているのは、単に書き誤りですか。

    ②昆明は、今回の騒動で、日本人には危険がありますか。

    以上、よろしくお願いします。
    yqxsparrow@yahoo.co.jp 
    isabon

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  2. コメントありがとうございます!


    はい、おそらく書き誤りです。。。


    昆明での反日デモが暴徒化している、というニュースはまだ聞いていませんが、
    しばらくはどこの都市部でも危険はあると思います!
    昆明の様子や今回のデモについて、近々更新するつもりです!

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  3. 更新をお願いします。
    あなたのも含めて、NETでのみなさんの旅行記は楽しくて、しかも、本当に参考になります。特に、安全な旅をするのに役立っています。
    ありがとうございます。

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  4. ありがとうございます!
    「○○の情報が教えてほしい!」など何か特定の場所、要望などありましたら
    junliang0123@gmail.comまでご連絡ください。

    できるだけお答えします!
    中国国内、特に雲南省は割と旅したほうなので、何か有益な情報をお伝えできるかもしれません♪

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