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2014年6月15日日曜日

品川の宝、品川神社の例大祭


試合終了後、ジーコがテレビに向かって叫んだ。

 「FU〇K!FU〇K!FU〇K!」


こ、これは・・・


ジーコが放送事故・・・!!!!




さ、ということで、

先週末、品川でお祭りがありました。



北品川(JR品川駅から南に徒歩15分くらい)にある

品川神社例大祭と呼ばれる、

数百年と続く歴史あるお祭り。


ここがあの品川!?でも本当の品川!!

そんな様子をお伝えしますヽ(^o^)丿



例大祭は3日間に渡って行われ、

いつもは静かな神社も商店街も

ずらりと並ぶ出店と人混みで、お祭りムードに包まれる。



(※上3枚の写真は昨年、2013年に撮影したものです)


品川神社は徳川家康に縁のある神社。

関ヶ原の戦いの前に戦勝祈願をし、

戦いを終え、天下一嘗のお面を奉納した。


そのお面(レプリカ)をつけた神輿が

品川神社の急勾配な階段を下り、

街中を練り歩きます。





一番の見所は、

最終日の宮入

宮入というのは、神輿を神社の境内に入れる(戻す)こと。



重さ1tを超える神輿を担ぎ、

品川神社の急勾配な階段をゆっくりゆっくりあげていきます。



神輿が階段を登り切るのを見守る、大通りまではみ出た観衆。

湧き上がる歓声、拍手。

そして品川拍子。


階段を登り境内に進むと、

本殿の前でまた神輿を右へ左へ揉む。


ここはもうホントに祭りのクライマックス。

神輿の迫力、会場の熱気が

本当にたまりません。


また最後に品川拍子を叩いて、

今年の例大祭も終わりを迎えました。


あーー、最高。



一見無駄なこと、やってもやらなくてもいいようなこと、やらなくたって死にやしない。

でも、やる。

ずっとやり続ける。

昔も、今も、これからも。

そんなことにこそ、伝統や文化が詰まってるんだなぁって感じます。




いま品川は、再開発が進んでいます。

リニア?山手線の新駅?

それらは全部、港区での話なんです。



でも、そのすぐ下にある品川区、北品川も開発の波がいろいろと、

押し寄せています。



たくさんの人の心でなりたち、

ずっとずっと続いてきてるこの祭りは

本当に品川の宝だと思います。


その宝が、これからも存在し続けてほしいなぁ。



品川神社のお祭り、例大祭は毎年6月の第一土日。

いままで見たことない品川の姿をぜひ見に来てください。



って次は1年後だけど。。



ギリシャ戦、コロンビア戦は勝ってくれ!日本代表!

2013年1月4日金曜日

12月20日が年越し…?


あけましておめでとうございます!


さー今日は中国の、ある少数民族について書きます!

わりと真面目記事です(・∀・)


日本は新暦(太陽暦)の11月が年越しですね。
中国では旧暦(農事暦)の11日なので、今度は2013210日になります。

新暦の1月1日はそこまで重要ではないので、去年(2011年)は、授業を12月31日までやってる学校もありました。


去年(2011年)のクリスマス前、学校をお休みしてちょっとばかりブラっとしてたんです。
(旅行というよりも、香港中文大学の人類学の教授の方の調査に、勝手に同行させていただいた、という謎の状況でした)

と、いうのも、リス族(傈僳族)という少数民族は1220日が年越しだそうで、

毎年その日に「阔时节(クォシィージエ)」というお祭りがあるというので見に行ってきたのです。

実際、ダブルコーテーションマークを付けざるえない大きい“お祭り”、むしろイベントのような感じでしたが。。。



1年前の出来事ですが、
せっかくなので書きたいと思います!


行ってきた場所は、雲南省の北西、怒江リス族自治州の六庫(六库)というところ。
※「州」というのは、日本でいう、市くらいにあたるもの。


山と山に挟まれたところに街はあります


昆明から約561km、夜行バスで約10時間。

怒江リス族自治州は怒江に沿って細長い形をした州で、

西には高黎貢山山脈が連なり、その向こう側はミャンマー(ビルマ)。



ここの州には、20以上の少数民族が住んでいるといわれているのですが、

州の人口に占める少数民族(非漢民族)の割合が92%と、全国でも少数民族の割合が一番多い州だそうです。


そんな怒江リス族自治州の人口の51%を占めるのがリス族。

そして彼らの年越しが、12月20日なんです。

(実際は、旧暦の~というのが、1990年から政府によって毎年12月20日!という風に決められたそうです)


どうやら昼の部と夜の部にわかれているそうで・・・

昼の部

会場は街にある大きな運動場です。夜も同じ場所。



地元出身の歌手が出てきて歌ったり、民族舞踊のようなものがあったり・・・


5年に1度、大きい規模で行われるそうで、

今回は普通な?規模だそうです。


同じような帽子をかぶっているのは、学校から“強制参加”で来たという高校生たち。

日本語を勉強している(アニメで独学)、という子が何人かいて、

夜の部のあと、一緒に屋台でご飯を食べました笑

「日本人ですか?」って話しかけてくる勇気がすごいなー…(・∀・)



スローガンを掲げるのも高校生のお仕事。

こういうのが、なんというか、プロパガンダ臭さを演出してる…。



夜の部

夜のほうがメインだそうです。

なかなか聴けんであろう、リス族の合唱。

26秒。ぜひ聴いてほしいです!すごく綺麗!




はしごに登って、頂上で踊って、お酒をゴクっと飲んでいました。

このはしご、実は、手足をかけるところは“36本の剣”でできています!



これは、アツアツの炭の上を駆け抜けたりするもの。

この2つをセットで「上刀山下火海」なんて呼ばれていて、他の民族のお祭りでも見られるんだとか。



歌、「上刀山下火海」、が終わったあとは、

もう、運動場いたるところに円ができて、歌って踊って、といった感じです。


おじいちゃんおばあちゃんだけじゃなくて、現地の若者も、

観光客の人たちも混ざって踊る~

みんな楽しそう(´∀`)



私は10時近くに退散しましたが、

何時までやっていたのでしょう…。

ここ怒江リス族自治州は、「阔时节」の12月20日から3日間は法定休日になっています。

お友達は、「今年は学校があって行けなかったー」と言っていました…。

そういえば去年も、昼の部が終わったあと、学校に戻るとか言ってたような言ってなかったような…?

さすが中国の学生さんは忙しい…!



そもそも「リス族」ってなんなんだろーって感じですよね。

もう響きが可愛すぎる…!


正直私もたいした知識はないのですが、

リス族は、チベット高原北部に源を発し、どんどん南下していき、

現在中国では雲南省のみですが、ミャンマー、インド、タイなど国を越えて分布しているみたいです。

人口は、中国では、一応73万人となっています。


リス族は、独自の言語「リス語」を持っていて、

ラテン文字を用いた、独自の文字も持っています。


ラテン文字のほうがリス語です!


現在のリス族のほとんどの若者は、少ししか話せないそうです。

学校教育で教わる機会はなく、家庭内で身に付けられる程度みたいです。


youtubeでたまたま見つけた動画です!

9分半と少し長いですが、興味ある方はぜひ♪

リス語が聞けますよー♪



この手の少数民族の“お祭り”は、

政府が巨額の資金を投入して、かなりド派手にやるのが現在の中国流と言ってもいいと思います。

それはときどき、完全に“観光用”の“お祭り”になってしまっていたり、

プロパガンダとも結びつくようなものになってしまっていたりします。

もしくは、共産党地方幹部にとっては出世の機会?


雲南省は、風光明媚な場所として有名で、そうじゃなくても中国の観光開発には、もう目を塞ぎたくなることが多いのですが、

その中でも「少数民族」は、うってつけの“的”になっている気がします。


とにもかくにも、100年前の祖先の方たちは、まさか自分の子孫が舞台の上で年越しを祝っているとは想像もしていなかったと思います。

正直、伝統のかけらもないお祭りじゃないかーと言ってしまえばそれまでなのですが、

夜の部で、

民族衣装を着て、歌って踊っているおじいちゃんおばあちゃんたちを見ていると、

あぁこういった伝統が残されていってほしいなぁと感じずにはいられませんし、

また、昔の雰囲気は少しもないにしろ、

この“お祭り”を待ちわびてる人たちも実際いて、これがあるおかげで、

表面上だけにしろ、残るものは残っているのかなぁとか思います。

難しいですね。

グローバル化の中で生きる、少数民族。うーん。



とりあえずですね、

日本では、12月31日23時59分30秒くらいからカウントダウンしている人がいる中で、

中国のとある場所では12月20日に年越しを祝ってる人がいて、

そのまたバンクーバーでは日本に遅れること17時間、カウントダウンをしている人がいて…

地球は回ってるんだなぁって(違うか)ことを、

いやいや、いろんな人がいるんだなーというわけです。


だから「そうか、中国には12月20日に年越す人たちもいるんだなー」と思ってもらえたら、
それだけでこの記事を書いた甲斐があります!

まぁ中国人でもそのこと知ってる人なんて1%にも満たないと思いますが…(´Д` )


ではでは


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2012年4月29日日曜日

ついにユニクロがオープン!!

こんにちは!


日本はGWですねー

長い人は9連休なんて話も聞きました。うらやましい限りです。


中国では「黄金周」と言うそうですが、実際はただの3連休です・・・。

日・月・火の3日間がお休みなのですが、

昨日授業があって、土曜日の休みを月曜に持ってきて作った3連休です。

ちっともゴールデンじゃない!



今日の話題は、、、ユニクロ!


昨日、昆明にユニクロがオープンしたんですー♪


去年からユニクロができるって話しは聞いてたのですが、

やっと、やっとその日を迎えました\(^o^)/


場所は昆明一の繁華街「南屏街」

なかなかいい場所です。


一階には大きな広告が・・・

あ、ユニクロは中国語で「优衣库」と書くそうです。

ヨウイークゥって感じの発音です。


店内の雰囲気は基本的に日本と同じな気がします。

店長さんは日本人で、計2人の日本人が常時お店にいるそうです。

最初は「そこまで混んでないんだー」なんて思っていました・・・


が、しかし!

レジに並ぶ長蛇の列!(+o+)

こんなに並んでると買う気なくなっちゃいます・・・笑


下のはチラシです。

価格設定は日本と同じくらいな気がします。

オープンして1週間ほどはセールをやっているようで、

セール品は日本と比べても少し安いように感じました。




3年前、北京の「王府井」という「北京の銀座」なんて呼ばれる通りに

シャネルやルイ・ヴィトンといった高級ブランドと並んで、

ユニクロが出店していたのを見たとき、衝撃、とまではいきませんが、とても新鮮で印象的だったのを覚えています。



日本だとユニクロは「安くてしっかりしている」というイメージだと思いますが、

中国では割と高いブランド、部類に入ると思います。


それでも、質の良さを武器に、中国でも人気は出てるんじゃないかと思います。


中国で服を買うと・・・

糸がほつれ放題!

まだ穿いてないのにベルトループがもう切れる寸前!

靴下3回穿いたら穴空いた!

などなど・・・安い分だけ質も良くありません。


やっぱり、しっかりした物の需要は絶対あるはずです。


ちなみに、来週はユニクロ昆明2号店がオープンします!


マクドナルド、ケンタッキーはわりと前からあったようで、

去年、スタバとH&Mが

今年になって無印とユニクロがオープンしました。

この数年で昆明に、どんどん海外の有名なお店が進出してきています!


スタバがオープンしたときは、特別な感情はありませんでした。

ですが、今回日本の企業、ユニクロがオープンし、混雑している店内を見たとき、

日本人としてちょっと嬉しく感じました。


いつまであの混みようが続くかはわかりませんが、

昆明在住の日本人にとっては一大ニュースであったことは確かです。


次はどんなお店が出てくるのか楽しみです!


では




2012年4月9日月曜日

清明節-本章編-

清明節のつづき・・・

●4月3日

お墓参りへ。

結構遠くまで行くのかなと思ったら以外にも結構近かったです。

車で10分くらいの小高い山というか、丘にお墓はありました。

このお墓は、彼(友人)の曾祖父のお父さんのお墓だそうで、土葬のものです。


全部で14人の親戚が集まり、ぞろぞろと歩いていきます・・・


お墓の掃除をしお供え物をし・・・

お供え物は、果物、ケーキ、そして自宅で作って持ってきた料理などなど。


ご先祖様にお祈りする前に、山の神様にお祈りをするそうです。

「いつも見守ってくださりありがとうございます。」


そして、ご先祖様にお祈り。


このとき頭を9回下げるそうです。

偶数のことを「阴数(陰数)」といい
奇数のことを「阳数(陽数)」といい、
陽のほう、つまり奇数を好むみたいです。

人によって頭下げてる回数は違いましたが、

太極拳もそうですし、中国人は陰と陽の考え方がすごく好きというか大切にしているというか
きっと思想の根底にあるのかなぁって思います。


お祈りしたら、お供え物をみんなで食べます!

え!食べちゃうんだ!
って思いましたが、食べるそうです。

しかもその場で。

ピクニックのようです。笑


食べ終わったら「金锭」「银锭」と呼ばれるものを燃やします。

見た目からわかるように、金や銀、つまりお金を模したもので、
これを燃やすことは、ご先祖様があの世でお金に困らないように、という意味があるそうです。


連なっているやつを燃やした後、
バラバラになっているやつを燃やします。

最初これを見たとき、
「あー、バラバラなっちゃってるよー」
と思っていましたが、
これは、あの世でご先祖様の面倒を見てくれる人へのチップだそうです。

なるほど~

もっとお金に似せた
「纸钱」と呼ばれるものもあり、
この時期になるといろんなところで売られています。


最後に爆竹を放ち終了。


お昼すぎには全部終わりました!


その後、建水市内を散策したりしました。

昆明よりも昔の中国の雰囲気が残っていて、
なかなかおもしろかったです。
また、建水は中国で三番目の陶器の生産量を誇る街としても有名だそうで、
中国四大陶器(?)の一つ、建水陶器はとっても綺麗でした!


夜はまた宴会。

この日はまさかのお酒なしで、安全な食事会でした。

夜、彼の友達たちと遊び、

次の日、彼と一緒に昆明へ戻りました。


今回2日前に、一年振りに連絡を取ったのに、
温かく迎えていただき本当にありがたかったです。


いろんな不安を抱えつつ出発しましたが、
貴重な体験ができた約4日間。


曾さんご一家、ありがとうございました! 


2012年4月7日土曜日

清明節-序章編-


こんにちは!

前回の記事は「ご挨拶」だったので、実質今回が初更新。

なんだか緊張します・・・。


今回は「清明節」について紹介します!

長くなってしまったので、序章編・・・になりますが。


この清明節については雲南通信で去年も少し取り上げましたが、
親戚一同集まり、祖先のお墓参りなどをする習慣です。

中国の法定休日の一つであり、
45日(今年は例外的に44日でした)+前後1日で、
3日間が祝日としてお休みなります!


ということで、今年は友達の実家、紅河ハニ族イ族自治州建水県へお邪魔してきました!


そもそも今回の滞在までの経緯を紹介させてください!

3月30日に「清明節の休みどこに行こうかなぁー」と考えていました。

「雲南省の西の方行きたいな。東もいいな。北東らへんも行ったことがない。
でも・・・せっかく清明節っていう一つのイベントというか行事だから、
見に行きたいな!」

なんて思い、中国人の仲良い友達に
「清明節どうするのー?実家帰るー?」
なんて聞きました。

でもみんな
「忙しくて帰れないんだー」
と。

そのときふと思い浮かんだ人が一人いました。

去年の清明節のとき「元陽」という棚田が綺麗なとこに行くときのバスで知り合った一人の中国人でした。
彼は、その時まだあまり中国語ができなかった自分をいろいろ助けてくれて、
連絡先を交換していたのです。

「今年も実家に帰るのでは・・・」
そう思い、一年振りに連絡を取ってみました。

そしたらすぐに返事が返ってきて、早速本題を切り出したら、
「いいよ!大歓迎です!」
と言ってくれました。

一度しか会ったことがなくて、そして一年振りに連絡したのに・・・
そしてそして、もはやどんな顔だったかも薄らとしか覚えていないのに、なんて優しい・・・。
感動してしまいました。

こういった経緯で、今回彼の実家にお邪魔させていただくことになりましたー!


昆明から南に3時間くらいのとこに建水はあります。
4月1日の夕方に着き、お墓参り自体は3日に行きました。 

なんとなく時系列を追って・・・

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夕方着。彼のお家は1階です。綺麗!

親戚一同彼の家で食事。私緊張。
たくさんの料理!
白酒という中国のものすごーく強いお酒(この日の白酒は48度!)を飲まされ、ノックダウン。
着いて初日、みんながマージャンやら楽しく遊んでいる中、一人ソファーで3時間くらい寝ていました・・・。はずかしい。



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昨日家に来ていた親戚一同で蒙自という建水から南東に2時間くらい行ったとこにある、
友人が経営するというビワ園へ。
こんなにたくさんビワ食べたのは初めて・・・。でもおいしかった!
園長さんらしき人が熱弁していました。
「ここはビワ原産の地の一つなんだ!日本のビワはとてもきれい。だけどここのビワほど甘くない!」

昼から白酒。今日のは38度!

夕方建水に戻り、同じメンバーで夕食。
またお酒・・・。42度。
あんなに強いお酒をグイグイ飲む、本当にすごいです。



清明節-序章編-今日はここまで~。
長くなるのでここで一度区切って、また書きます。

では♪